マメとタコとトレーニングギア

筋トレでは高重量のバーベルやダンベルを扱うため、手にマメやタコができます。

これらに対し、トレーニングギアによる対策は必要なのでしょうか?

 

まずは言葉を整理します。

 

マメ」は水ぶくれになっている状態のもので。

破れると表皮がはがれるため、トレーニングに支障をきたします。

 

タコ」は皮膚の角質が硬くなったものです。

レーニングを繰り返したり、マメがつぶれることによって、より硬くなっていったものです。

 

 

私は筋トレを開始してからというもの、幸いにしてマメができたことはありません。徐々に負荷を高めてきたため、角質もそれに応じて徐々に硬くなっていき、水ぶくれ状になりませんでした。

また、マメ・タコとの付き合い方については、少年期に野球チームに所属していたこともあり、これらがなんたるかを経験的に知っていましたし、特に気にもしていなかったため、対策らしい対策もしてきませんでした。

しかし、扱う重量が徐々に増すにつれ、手のひらが痛いと感じることが出てきたため、今回整理することにしました。

 

 

さて改めて本題ですが、マメ・タコへの対策としてトレーニングギアは必要なのでしょうか?

以下のようなケースでギアの使用を検討するのがよいと考えられます。

 

1.痛みがある場合

特にマメの状態がそうですが、タコの場合でも痛みを伴うことがあります。

既に痛みを感じていたりマメができやすい場合は、トレーニンググローブを着用し、痛みの軽減や、マメ対策をしたほうがよいでしょう。

 

2.マメ・タコをできるだけ作りたくない場合

マメ・タコができると手が荒れて見えたり、ゴツゴツした感触になってしまいます。

「気にしない」のならばよいですが、職業上好ましくないこともあるようです。例えばマッサージ師やエステティシャンなどは手を直接使うため、対策が必要になるようです。こうした場合は有無を言わずにトレーニンググローブを着用すべきでしょう。

 

3.トレーニング部位により集中したい場合

マメ・タコとは違いますが、トレーニンググローブやパワーグリップは、ダンベル等を握り込む力を補助してくれるため、握るための前腕の力を抑制することができます。

レーニングで先に前腕が疲れてしまうと、狙った部位を十分にトレーニングすることができなくなってしまいます。また、前腕への意識を減らすことができる分、ターゲットの部位により集中することができます。

上記の効果を期待したい場合は、トレーニンググローブやパワーグリップをためしてみるのもよいでしょう。

 

<参考>

疑問氷解:手にできる「タコ」と「マメ」の違いは何? | 毎日新聞